Nikon純正でありながら広角28mmから望遠300mmまでを1本で済ませられる大変便利な高倍率ズーム。
もちろん性能は大三元ズームや大口径単焦点レンズには及びませんが、いったいどのような描写を見せてくれるのでしょうか。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・300mm・1/160sec f/8・ISO6400・横浜市
撮影地は、近所にある里山や谷戸の地形を保存した舞岡公園です。
比較的よく見かける台湾リスです。
巣作りでもするのでしょうか、何やら口にくわえている姿がかわいいです。
テレ側300mmで捉えました。
散策中に出くわした小動物でも、高倍率ズームがあるとレンズ交換不要なので素早く撮影できます。
中心付近を拡大したのがこちらです。
単焦点レンズのような解像感はありませんが、便利ズームでこれだけ描写できるのであれば問題ないと言えるのではないでしょうか。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・300mm・1/640sec f/8・ISO900・横浜市
野鳥の専門家ではないのでよくわかりませんが、シロハラではないかと思われます。
こちらも300mmで捉えました。
比較的近距離でして、すぐに逃げてしまい露出補正をかける暇がなかったのですが、帰宅後、NX-Dで3.5段ほどプラス補正しました。
中心付近の拡大画像です。
こちらも鮮明とまではいきませんが、高倍率ズームと考えれば妥協できる範囲かと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・28mm・1/1000sec f/8・ISO100・横浜市
一方、こちらはワイド側28mmでの撮影です。
画面左下に太陽を入れてみました。
ナノクリスタルは施されていないレンズですが、このような入射角度の場合はゴーストやフレアーは出ていないようです。
画質を追及した高精細な描写は望めませんが、機材を減らしたいとか、レンズ交換できないなどといった状況においては十分活用できるものだと思いました。
ブログ内の関連リンク
・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー
・森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(2)~
・横浜ウォーク ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(3)~
・鍋割山登山 ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(4)~
・秋の里山 ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(5)~
・晩秋の里山 ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(6)~
2018年12月31日月曜日
2018年12月21日金曜日
みなとみらい 全館点灯
一夜限りの全館点灯イベントということなので、みなとみらいでの夜景撮影です。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2.8・ISO3600・横浜市
100%点灯は難しいようですが、ちょっとだけいつもと違った雰囲気が感じられます。
ちなみに、あらかじめグリーン電力を購入して点灯しているそうです。
観覧車のイルミネーションは、何枚か連写した中から好みのものを選んでみました。
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こちらの作品は、PIXTAで各種サイズを有料販売しています。
必要に応じてご利用いただければと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2.8・ISO3600・横浜市
100%点灯は難しいようですが、ちょっとだけいつもと違った雰囲気が感じられます。
ちなみに、あらかじめグリーン電力を購入して点灯しているそうです。
観覧車のイルミネーションは、何枚か連写した中から好みのものを選んでみました。
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2018年12月7日金曜日
夜のみなとみらい ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編4)~
今回もまた 大口径 広角 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 28m f/1.4E ED のレビューです。
これまで自然風景が多かったので、みなとみらいの夜景を撮影してみました。
夜景はレンズにとってもカメラボディにとっても条件の悪い環境ですが、どのような描写を見せてくれるのでしょうか...
今回の主な撮影データです。
・露出:マニュアル(シャッター:1/60sec、絞り:f/2、ISO:オート)
・ピクチャーコントロール:オート
・アクティブDライティング:オート
・ホワイトバランス:オート
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:しない
シャッター速度は28mmレンズで手振れを起こさないよう「1/焦点距離」からさらに1段高速となるよう1/60sec固定としました。
絞りは被写界深度を稼ぎたくはあるのですが、オートに設定したISOが上がりすぎるのを防ぐために、あえてf/2という明るいF値で固定としました。
よって深度から外れた範囲は、ピントがきていないと思いますのでご了承ください。
f/2とは、大三元ズームレンズを持ってしても設定できない値ですが、それでもこのレンズにとっては開放F値から1段絞っているので、まずまずの描写を見せてくれると期待します。
RAWデータのみでの保存ですが、Capture NX-Dでの設定は撮影時のままとしています。
それぞれ中央付近の拡大画像を並べてみました。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO1100・横浜市
観覧車とジェットコースターのカーブを交差させた構図としてみました。
刻々と変わるイルミネーションのベストな色合いを捉えるのは、なかなか難しいです。
本格的に撮影するには三脚を立てて構図を固定したうえで、連写した中からベストをピッ
クアップするのがよいでしょう。
観覧車の骨組みはもちろん、保守点検用の梯子でしょうか、かなり細部まで描写できています。
ライトアップされた人工物の美しい雰囲気を芸術作品として描写する際、ここまでの解像度が必要かというと少々疑問があります。
しかし、個人的には元データとしての情報量は大いに越したことはないと思っています。
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必要に応じてご利用いただければと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO160・横浜市
ウィンドウ越しに室内灯に照らされた屋内を撮影してみました。
ドレスの様子や背後に飾られたフォトフレームの写真まで描写できています。
屋外との明暗差が大きいので明るく撮影されてしまいましたが、もう少し露出を落とせば白飛びしている部分も浮かび上がってくるものと思われます。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO500・横浜市
画面中央付近に複雑な構造物は無かったのですが、拡大してみるとロゴを固定している留め具が写っていました
f/2なので、上部テラスの植え込みなどは既に被写界深度から外れているようです。
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必要に応じてご利用いただければと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO2000・横浜市
遠景だと全体が暗くなってしまいがちなので、ISOも2000まで上がってしまいました。
しかし、正面ビルの描写は単なるビル窓の明かりだけでなく室内に何かがある、もしくは何者かがいるというのが分かる程度となっていました。
というわけで、拡大してみるとどれもこれも驚きの描写でした。
今回もレンズのレビューではあったのですが、解放からパキパキの解像度を誇るエース級の単焦点レンズに加えて、D850の高解像度/高感度耐性の組み合わせでこそ可能となった描写だと思います。
ブログ内の関連リンク
・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(前編)
・都心の造景 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編1)~
・保和苑の紫陽花 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編2)~
・森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編3)~
・夜のみなとみらい ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編4)~
・柏尾川 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編5)~
これまで自然風景が多かったので、みなとみらいの夜景を撮影してみました。
夜景はレンズにとってもカメラボディにとっても条件の悪い環境ですが、どのような描写を見せてくれるのでしょうか...
今回の主な撮影データです。
・露出:マニュアル(シャッター:1/60sec、絞り:f/2、ISO:オート)
・ピクチャーコントロール:オート
・アクティブDライティング:オート
・ホワイトバランス:オート
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:しない
シャッター速度は28mmレンズで手振れを起こさないよう「1/焦点距離」からさらに1段高速となるよう1/60sec固定としました。
絞りは被写界深度を稼ぎたくはあるのですが、オートに設定したISOが上がりすぎるのを防ぐために、あえてf/2という明るいF値で固定としました。
よって深度から外れた範囲は、ピントがきていないと思いますのでご了承ください。
f/2とは、大三元ズームレンズを持ってしても設定できない値ですが、それでもこのレンズにとっては開放F値から1段絞っているので、まずまずの描写を見せてくれると期待します。
RAWデータのみでの保存ですが、Capture NX-Dでの設定は撮影時のままとしています。
それぞれ中央付近の拡大画像を並べてみました。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO1100・横浜市
観覧車とジェットコースターのカーブを交差させた構図としてみました。
刻々と変わるイルミネーションのベストな色合いを捉えるのは、なかなか難しいです。
本格的に撮影するには三脚を立てて構図を固定したうえで、連写した中からベストをピッ
クアップするのがよいでしょう。
観覧車の骨組みはもちろん、保守点検用の梯子でしょうか、かなり細部まで描写できています。
ライトアップされた人工物の美しい雰囲気を芸術作品として描写する際、ここまでの解像度が必要かというと少々疑問があります。
しかし、個人的には元データとしての情報量は大いに越したことはないと思っています。
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必要に応じてご利用いただければと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO160・横浜市
ウィンドウ越しに室内灯に照らされた屋内を撮影してみました。
ドレスの様子や背後に飾られたフォトフレームの写真まで描写できています。
屋外との明暗差が大きいので明るく撮影されてしまいましたが、もう少し露出を落とせば白飛びしている部分も浮かび上がってくるものと思われます。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO500・横浜市
画面中央付近に複雑な構造物は無かったのですが、拡大してみるとロゴを固定している留め具が写っていました
f/2なので、上部テラスの植え込みなどは既に被写界深度から外れているようです。
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・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/2・ISO2000・横浜市
遠景だと全体が暗くなってしまいがちなので、ISOも2000まで上がってしまいました。
しかし、正面ビルの描写は単なるビル窓の明かりだけでなく室内に何かがある、もしくは何者かがいるというのが分かる程度となっていました。
というわけで、拡大してみるとどれもこれも驚きの描写でした。
今回もレンズのレビューではあったのですが、解放からパキパキの解像度を誇るエース級の単焦点レンズに加えて、D850の高解像度/高感度耐性の組み合わせでこそ可能となった描写だと思います。
ブログ内の関連リンク
・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(前編)
・都心の造景 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編1)~
・保和苑の紫陽花 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編2)~
・森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編3)~
・夜のみなとみらい ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編4)~
・柏尾川 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編5)~
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