2020年10月19日月曜日

横浜ウォーク ~AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レビュー(3)~

Nikon純正高倍率ズームレンズのレビュー3回目になります。

世の流れはミラーレスに移行しつつあるようですが、ファインダーはガラス越しに覗きたいので、まだまだレフレックスカメラを使い続けようと思っています。

今回は街撮りでの使用感をレポートします。


28mm

まずは28mmです。
f/8まで絞っているのでレンズ中央でなくても鮮明に解像しています。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・28mm・1/800sec f/8・ISO100・横浜市




50mm

続いて50mmです。
やや遠方なので多少あまい描写ですが、問題ないレベルだと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・50mm・1/500sec f/8・ISO100・横浜市




105mm

この焦点距離でのほぼ開放、f/5.6で撮影してみました。
近距離なので背景はきれいにボケています。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・105mm・1/250sec f/5.6・ISO140・横浜市



200mm

一般的な望遠レンズとしてはこの焦点距離までで十分だと思います。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・200mm・1/400sec f/8・ISO220・横浜市



300mm

200mmと比べると300mmはさらなる引き寄せ効果が見られます。
拡大すると案内板の文字も読み取れます。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・300mm・1/640sec f/8・ISO560・横浜市




28mm

再び28mmです。
遠近感を誇張しすぎない自然な広角撮影が可能な焦点距離です。
このレンズは、ワイド端がそのままスナップ写真に適した28mmになるので思いのほか便利です。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・28mm・1/320sec f/8・ISO100・横浜市



自動ゆがみ補正なし

28mm
105mm

28mmは樽型、105mmは糸巻き収差が発生しています。
高倍率ズームなので補正が難しいのか収差は顕著に現れる傾向にあります。



自動ゆがみ補正あり

28mm
105mm

撮影時にカメラの設定で自動ゆがみ補正をかけてみました。
どちらの焦点距離でも、うまく補正できているので実質問題ありません。



夜景(1)
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・28mm・1/60sec f/8・ISO6400・横浜市



陽が暮れてきて、とてもよい雰囲気です。
ISO6400と撮影条件としては厳しくなってきましたが、点光源もきれいに描写できています。



夜景(2)
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
・28mm・1/60sec f/8・ISO7200・横浜市


お店の中のグラスやボトルまで判別できます。
これはレンズ性能というよりも、高解像度でありながら高感度耐性に優れたカメラボディによるところが大きいかもしれません。



今回は街並みを撮ってみましたが、人工物の撮影ではレンズの収差が目立つ場合があるので、カメラボディや純正現像ソフトでの自動補正を活用するとよいでしょう。


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