再びアクアワールド茨城県大洗水族館での撮影です。
そうなんです。
サメ・マンボウ 日本一の水族館なのです。
実は、年間パスポート所有者の感謝月間だとかいうことなので、ありがたくいただきに行ってくることにしたという訳です。
色は選べませんとのことでしたが、全5色の中でもっとも地味なクリーム色でした。
ちゃんと「AQUA WORLD」文字が入っていますが白い文字なので全然目立ちませんね。
いつかは擦れて消えてしまうかもしれませんが、こうやって写真に収めたのでいい想い出になると思います。
ええ、カップをいただくのが主目的なので撮影はついでです。笑
それでも一応撮影機材を紹介しておきます。
Nikon D850に、今回はAF-S 50mm f/1.4Gを組み合わせました。
主な設定は
・ピクチャーコントロール:オート
・アクティブDライティング:オート
・ホワイトバランス:白色蛍光灯
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:しない(説明プレートの一部に事後補正をかけたものあり)
・露出モード:A/S/Mと試行錯誤
・露出補正:±0EV(意図的に-1段ほど補正をかけたものあり)
です。
D850はD5と同じマルチCAM20Kというオートフォーカスモジュールを搭載しています。
-4EVの暗さでも検出可能という優れものなので、安心して撮影できました。
前置きはこれぐらいにして、さっそく館内にご案内します。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/100sec f/5.6 絞り優先オート・ISOオート 5000・補正 0段
・AF-S グループエリアAF・茨城県大洗町
ちょうど大水槽でのアクアウォッチングのタイミングとなったようです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/60sec f/5.6 絞り優先オート・ISOオート 6400・補正 0段
・AF-C グループエリアAF・茨城県大洗町
ダイバーさんが水中をビデオカメラで撮影してくれます。
映像は水槽脇の大スクリーンなど何か所かのモニタに投影されます。
サメやエイ、イワシの大群に目がいきがちな大水槽ですが、ウミガメやウツボもいたんですね。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/250sec f/2 マニュアル・ISOオート 2800・補正 0段
・AF-C グループエリアAF・茨城県大洗町
キノコのような雰囲気ですが、タコクラゲです。
一緒に説明プレートも撮影してきたので、何といういきものなのか今回は正確です。
以下、クラゲ類についてはプレートを一緒に掲載しておきます。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/250sec f/2 マニュアル・ISOオート 1000・補正 -1.0段
・AF-S シングル・茨城県大洗町
ハナガサクラゲ、一部がさくら色でとてもきれいです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/250sec f/2 マニュアル・ISOオート 1400・補正 -1.7段
・AF-S シングル・茨城県大洗町
似たような名前のこちらはアマガサクラゲ。
説明パネルを読むと、全国でも展示が少ない珍しいクラゲだそうですね。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/120sec f/4 マニュアル・ISOオート 5600・補正 0段
・AF-S シングル・茨城県大洗町
過去記事でも紹介しましたシロワニです。
凶暴な顔立ちですが性格は穏やかだとか。。。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/120sec f/4 マニュアル・ISOオート 900・補正 0段(NX-Dで+2/3EV)
・AF-S シングル・茨城県大洗町
こちらはイシガキフグです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/120sec f/4 マニュアル・ISOオート 6400・補正 0段(NX-Dで+2/3EV)
・AF-S シングル・茨城県大洗町
トクビレです。
説明プレートによると、背ビレと臀(しり)ビレが大きく団扇(うちわ)のようになることから特徴的なヒレを持つ「特ビレ」名づけられましたとのこと。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/120sec f/4 マニュアル・ISOオート 900・補正 -1.0段(NX-Dで+1/2EV)
・AF-S シングル・茨城県大洗町
こちらは同じ水槽内にいたキタオオイボイソギンチャクです。
ところで、現代ではほとんどの水族館で円筒形や大きく湾曲した水槽が多く見られるようになりました。
演出効果や水圧に対する強度の関係だとは思われますが、詳しいことは専門ではないのでわかりません。
ただ、そういった水槽内を撮影するとお魚たちが微妙に歪んでしまうんですね。
なるべく水槽正面から捉えることで、歪を抑えることが可能な場合もありますので試してみるとよいでしょう。
それでは、最後はカクレクマノミです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・1/120sec f/4 マニュアル・ISOオート 640・補正 0段
・AF-S シングル・茨城県大洗町
何度見てもかわいいですね。
子どもたちにも大人気です。
お気に入りの水族館がお近くにあるようでしたら、年パスを使って何度か足を運んでみると新たな発見があったりして、いろいろと楽しめると思います。
2018年11月17日土曜日
2018年11月11日日曜日
森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編3)~
このレンズのレビューは何回続くのか自分でも分かりません。笑
色々と試したいことがあるので、その都度レビューとして投稿していくことにします。
必要に応じて参考にしていただければと思います。
今回撮影時の主な設定は
・ピクチャーコントロール:オート
・アクティブDライティング:オート
・ホワイトバランス:オート1(標準)
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:しない
でいってみました。
ほとんどカメラ任せの設定となっていますが、一部のカットはピクチャーコントロールを帰宅後にNX-Dで「スタンダード」や「ニュートラル」に変更したものもあります。
自動ゆがみ補正も後からON/OFFできますが、人工建築物ではないのでOFFの設定でも特に気にならない程度でした。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/250sec f/11・+1段・ISO280・ひたちなか市
背の高いイチョウの木が黄色に染まってとてもきれいでした。
上を仰ぎ見るような不安定なポジションだったというのもあり、ちょっと油断すると1/60sec程度でも微妙に手振れを起こしていたので、マニュアルモードで1/250secとf/11に固定して撮影してみました。
ISOは280までしか上がらなかったので全く問題なしでした。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/8・-1.5段・ISO280・ひたちなか市
薄暗い森の中でコケの一部に陽が当たっていたので、雰囲気が伝わるよう露出をマイナス補正してみました。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/1600sec f/1.4・ISO100・ひたちなか市
次の作例も陽のあたった黄色い葉を強調したかったので、こちらは絞りでコントロールしてみました。
まずは開放のf/1.4です。
被写体まで1~2m程度離れていたので、言われなければf/1.4だとは気づかないかもしれません。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/8・ISO160・ひたちなか市
しかし、f/8の写真と比べてみると背景のボケ具合が違うことにより、全体の雰囲気が微妙に異なります。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/2・ISO100・ひたちなか市
かわいらしいキノコを見つけました。
D850は背面モニタがチルト式なので地面スレスレでも撮影しやすいです。
センサー面から被写体まで30cm少々とほとんど最短撮影距離なので、開放から1段絞ったf/2でも被写界深度が非常に浅くなっています。
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こちらの作品は、PIXTAで各種サイズを有料販売しています。
必要に応じてご利用いただければと思います。
帰宅後、NX-Dでピクセル等倍に拡大して確認していたら、キノコに小さい虫が止まっているのを発見しました。
こんなに小さな虫、現地では全く気づきませんでした。
今さらながらにセンサーとレンズの解像度の高さに驚きです。
キノコの突起?にはピントが合っているのに、虫にはピントが合っていないという、どんだけ被写界深度が浅いんでしょうかね。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/8・ISO800・ひたちなか市
こちらの作例の絞り値は無難なf/8です。
それでも撮影距離が近いので背景がほどよくボケています。
森の雰囲気が伝わるので悪くないですね。
ただ、f/2の作例の方が全体的に柔らかい優しい雰囲気に仕上がっていると思いませんか?
どちらが良いかは好みが分かれると思いますが、自分としては柔らかい雰囲気を伝えたかったので、絞りf/2で撮影した方を採用としたいです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/8000sec f/1.4・ISO72・ひたちなか市
所かわって「みはらしの丘」。
コキアはすっかり刈り取られ、今後はネモフィラの準備にとりかかるそうです。
さて、今度は周辺光量落ちの確認をしたいと思います。
最初にお伝えしたとおり、ヴィネットコントロールの設定は「標準」にしてあります。
開放f/1.4での撮影なので、それでも微妙に周辺光量落ちが見られます。
続いて、ヴィネットコントロールを「しない」に変更してみます。
どうでしょうか、かなり周辺光量落ちがはっきり分かるかと思います。
晴天屋外で遠景を絞り開放で撮影することはほとんど無いですし、何らかの事情で開放で撮影したい場合は素直にヴィネットコントロールを「標準」にしておけば良いので問題ないでしょう。
「デジカメinfo」によると
周辺光量落ちは、開放で53%(-2.18EV)の大きな値だが、これは、口径の小さい28mm f/1.8Gと全く同じ値で、Otus 1.4/28よりも良好だ。周辺光量落ちは、F2では36%(-1.27EV)、F2.8では20%(-0.64EV)に改善する。
とのことです。
ところで、晴天屋外で無理やりf/1.4という開放で撮影したので、シャッター速度は最速の1/8000sec、ISOは72に調整されました。
D850はISO32まで拡張可能なので、もう少し明るくてもNDフィルタ無しでf/1.4での撮影が可能です。
もっともそんな状況はめったに無いと思いますが、本当に頼りになるボディです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/4000sec f/1.4・ISO72・ひたちなか市
最後はハーブの写真です。
一見ラベンダーのようにも見えますが「アメジストセージ」とかいう植物のようです。
こちらも開放f/1.4で撮ってみました。
背景のボケがうるさくなくてとても好感がもてる描写です。
いかがでしたでしょうか。
今後もお試し撮影をしながら、このレンズの性能を最大限に活かせるようチャレンジしていきたいと思います。
ブログ内の関連リンク
・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(前編)
・都心の造景 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編1)~
・保和苑の紫陽花 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編2)~
・森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編3)~
・夜のみなとみらい ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編4)
・柏尾川 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編5)~
色々と試したいことがあるので、その都度レビューとして投稿していくことにします。
必要に応じて参考にしていただければと思います。
今回撮影時の主な設定は
・ピクチャーコントロール:オート
・アクティブDライティング:オート
・ホワイトバランス:オート1(標準)
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:しない
でいってみました。
ほとんどカメラ任せの設定となっていますが、一部のカットはピクチャーコントロールを帰宅後にNX-Dで「スタンダード」や「ニュートラル」に変更したものもあります。
自動ゆがみ補正も後からON/OFFできますが、人工建築物ではないのでOFFの設定でも特に気にならない程度でした。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/250sec f/11・+1段・ISO280・ひたちなか市
背の高いイチョウの木が黄色に染まってとてもきれいでした。
上を仰ぎ見るような不安定なポジションだったというのもあり、ちょっと油断すると1/60sec程度でも微妙に手振れを起こしていたので、マニュアルモードで1/250secとf/11に固定して撮影してみました。
ISOは280までしか上がらなかったので全く問題なしでした。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/8・-1.5段・ISO280・ひたちなか市
薄暗い森の中でコケの一部に陽が当たっていたので、雰囲気が伝わるよう露出をマイナス補正してみました。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/1600sec f/1.4・ISO100・ひたちなか市
次の作例も陽のあたった黄色い葉を強調したかったので、こちらは絞りでコントロールしてみました。
まずは開放のf/1.4です。
被写体まで1~2m程度離れていたので、言われなければf/1.4だとは気づかないかもしれません。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/8・ISO160・ひたちなか市
しかし、f/8の写真と比べてみると背景のボケ具合が違うことにより、全体の雰囲気が微妙に異なります。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/125sec f/2・ISO100・ひたちなか市
かわいらしいキノコを見つけました。
D850は背面モニタがチルト式なので地面スレスレでも撮影しやすいです。
センサー面から被写体まで30cm少々とほとんど最短撮影距離なので、開放から1段絞ったf/2でも被写界深度が非常に浅くなっています。
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こちらの作品は、PIXTAで各種サイズを有料販売しています。
必要に応じてご利用いただければと思います。
帰宅後、NX-Dでピクセル等倍に拡大して確認していたら、キノコに小さい虫が止まっているのを発見しました。
こんなに小さな虫、現地では全く気づきませんでした。
今さらながらにセンサーとレンズの解像度の高さに驚きです。
キノコの突起?にはピントが合っているのに、虫にはピントが合っていないという、どんだけ被写界深度が浅いんでしょうかね。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/60sec f/8・ISO800・ひたちなか市
こちらの作例の絞り値は無難なf/8です。
それでも撮影距離が近いので背景がほどよくボケています。
森の雰囲気が伝わるので悪くないですね。
ただ、f/2の作例の方が全体的に柔らかい優しい雰囲気に仕上がっていると思いませんか?
どちらが良いかは好みが分かれると思いますが、自分としては柔らかい雰囲気を伝えたかったので、絞りf/2で撮影した方を採用としたいです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/8000sec f/1.4・ISO72・ひたちなか市
所かわって「みはらしの丘」。
コキアはすっかり刈り取られ、今後はネモフィラの準備にとりかかるそうです。
さて、今度は周辺光量落ちの確認をしたいと思います。
最初にお伝えしたとおり、ヴィネットコントロールの設定は「標準」にしてあります。
開放f/1.4での撮影なので、それでも微妙に周辺光量落ちが見られます。
続いて、ヴィネットコントロールを「しない」に変更してみます。
どうでしょうか、かなり周辺光量落ちがはっきり分かるかと思います。
晴天屋外で遠景を絞り開放で撮影することはほとんど無いですし、何らかの事情で開放で撮影したい場合は素直にヴィネットコントロールを「標準」にしておけば良いので問題ないでしょう。
「デジカメinfo」によると
周辺光量落ちは、開放で53%(-2.18EV)の大きな値だが、これは、口径の小さい28mm f/1.8Gと全く同じ値で、Otus 1.4/28よりも良好だ。周辺光量落ちは、F2では36%(-1.27EV)、F2.8では20%(-0.64EV)に改善する。
とのことです。
ところで、晴天屋外で無理やりf/1.4という開放で撮影したので、シャッター速度は最速の1/8000sec、ISOは72に調整されました。
D850はISO32まで拡張可能なので、もう少し明るくてもNDフィルタ無しでf/1.4での撮影が可能です。
もっともそんな状況はめったに無いと思いますが、本当に頼りになるボディです。
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED
・1/4000sec f/1.4・ISO72・ひたちなか市
最後はハーブの写真です。
一見ラベンダーのようにも見えますが「アメジストセージ」とかいう植物のようです。
こちらも開放f/1.4で撮ってみました。
背景のボケがうるさくなくてとても好感がもてる描写です。
いかがでしたでしょうか。
今後もお試し撮影をしながら、このレンズの性能を最大限に活かせるようチャレンジしていきたいと思います。
ブログ内の関連リンク
・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(前編)
・都心の造景 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編1)~
・保和苑の紫陽花 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編2)~
・森の実験室 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編3)~
・夜のみなとみらい ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編4)
・柏尾川 ~AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED レビュー(後編5)~
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