動物園の撮影には望遠ズームレンズが欠かせない、ということでAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR のレビューです。
いや、むしろ望遠ズームレンズの描写を確認するには動物園が手っ取り早いということで、動物たちの表情を狙ってみました。
撮影機材:Nikon D850+70-200mm f/2.8E(重量:約2.5kg)
D850の主な設定は次の通り
・露出:シャッタースピード優先オート(1/500秒)
・オートフォーカス:AF-C
・ピクチャーコントロール:オート
・感度自動制御:ON(制御上限感度:6400)
・低速限界設定:オート(低速△▲△△△高速)
・アクティブDライティング:弱め
・ホワイトバランス:AUTO1(標準)
・ヴィネットコントロール:標準
・自動ゆがみ補正:ON
・高感度ノイズ低減:標準
おとなしい動物がほとんどですがシャッタースピード優先オートにしました。
機材が重いので1脚などあると便利ですが、今回もあえて手持ち撮影です。
200mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・200mm・1/500sec f/2.8・ISO500・横浜市
一番人気のレッサーパンダが出迎えてくれます。
拡大してみました。
毛並みの質感まで分かります。
このレンズで人物を撮ったらヤバイことになりそうです。
・OLYMPUS XZ-2(iZUIKO DIGITAL ED 6-24mm 1:1.8-2.5)
・6.0mm(28.0mm)・1/160sec f/4・ISO100・横浜市
撮影地は横浜市営で入園無料の野毛山動物園です。
動物園は小さい子どもたちも多いので三脚など使用する際は周囲への配慮をお忘れなくお願いします。
200mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・200mm・1/500sec f/8・ISO100・横浜市
フンボルトペンギンです。
こちらも拡大してみました。
ペンギンは小さいですし、そこそこ距離があったのですが、細部まで描写できています。
200mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・200mm・1/500sec f/2.8・ISO100・横浜市
ライオンです。
奥の小屋からなかなか出てこないのですが、タイミングよく写真が撮れました。
欲を言えば、もっと迫力のある瞬間を狙いたいところです。
撮影位置から檻までが少し離れているのと、ライオンが檻の近くにいる関係で、柵がぼかしきれていません。
135mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・135mm・1/500sec f/2.8・ISO1000・横浜市
タヌキです。
こちらの檻の柵はぼかすことができましたが、なるべく動物の目にかからないようにしましょう。
作例はダメな例です。(笑)
200mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・200mm・1/500sec f/2.8・ISO900・横浜市
フサオマキザルです。
ぼかした手前の柵は動物の目にかかっていないようですね。
200mm
・Nikon D850・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・200mm・1/500sec f/3.2・ISO100・横浜市
園内を一通りまわってレッサーパンダの所まで戻ってきました。
なんだか眠そうにしていました。
かわいいですね。
ピックアップした作例は135mmか200mmで撮ったものになりました。
動物園での撮影では、100mm以下や標準ズームの望遠端である70mm程度では人工物などが入りやすいので、やはり望遠ズームか高倍率ズームが必要だと思います。
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