2023年8月26日土曜日

気軽に手持ちで花火の撮影

花火の作品撮りと言えば、場所取りして三脚を据えてじっくり撮影が定番。
いくつも打ち上がるきれいな花火をライブコンポジットなどの機能で合成ですよね。
また、花火は意外と明るいのでND8ぐらいのフィルターが必要という意見もあるようです。

でも、もっとお気軽に撮影できないものでしょうか。


・OM SYSTEM OM-1 ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・100mm(200mm) 1/20sec F8.0・ISO12800・横浜市


確かに明るいですね。
花火は平面ではないので、F8.0で被写界深度を稼いでみました。
マイクロフォーサーズなのでF5.6でも良かったかもしれません。

シャッター速度は1/20秒ですが、思ったよりも流れずシャープに写っていました。
光の軌跡が流れるように、わざとシャッター速度を遅くするのも手ですかね。
その場合も、OM-1なら手持ちで大丈夫だと思います。

ちなみに、とある場所の花火大会会場から直線3.5kmほど離れた高台からの撮影なので、レンズは望遠端の200mm(35mm換算)を使いました。


・OM SYSTEM OM-1 ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・100mm(200mm) 1/40sec F8.0・ISO12800・-1.0EV・横浜市


1/40秒のシャッター速度ですが、目で見ているのとは少し違った印象です。


・OM SYSTEM OM-1 ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・100mm(200mm) 1/20sec F8.0・ISO12800・-1.0EV・横浜市


色鮮やかな花火もきれいに写っていました。


・OM SYSTEM OM-1 ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・100mm(200mm) 1/20sec F8.0・ISO12800・-1.0EV・横浜市


一度に複数の花火が上がることもありますが、好みの重なりになった瞬間を捉えるのは難しいです。
特に、よいタイミングになるまで縦位置で構えるにはパワーバッテリーホルダーが欲しいと感じました。
素直に三脚を使えばよいというだけですけどね。


・OM SYSTEM OM-1 ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・100mm(200mm) 1/20sec F8.0・ISO12800・-1.0EV・横浜市


花火の写真を作品レベルで撮るには、好みの色や構図になるよう合成が必要なので、きちんと三脚を据えて撮影に臨んだ方がよいでしょう。
しかし、ふと立ち寄った花火会場付近で記念写真程度に残しておきたければ、OM-1なら気軽に撮影できることが分かりました。

よいタイミングを捉えるのは難しいのですが、秒50コマや秒120コマなどの ”動画ですか?” っていうぐらいの高速連写モードがあることをすっかり忘れていました。笑
また機会があれば実験してみたいと思います。

他の機材をお持ちの方も、どの程度撮れるのか試してみてはいかがでしょうか。



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